過疎地域活性化プロジェクト of 一般社団法人おんなたちの古民家

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古民家に興味のある女性集団が運営するサイトです。山口県の古民家に住みたい人、売りたい人など、古民家に関することなら何でもご相談ください。

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緊急企画!山口定住プロジェクトNo.1~過疎地域を救え♪~
“山あいの小さな集落にある古民家で、地域おこしを”
国の重要伝統建造物群保存地区から車で5分(山口県庁から車で30分)!
この物件を、あなたはいくらで借りますか?←入居決定!

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古民家に住みながら、「何か活動(仕事)したい人、地域を盛り上げてくれる人、面白いことをしたい人」募集!


この物件の賃貸条件は・・・?

条件1
ただ住むむのではなく、地域に根付き、この古民家を拠点に活動(仕事)をし、集落の活性化に協力してくれる人(木工作家・陶芸家などものづくり作家さん、音楽関係、レストランなど何でもOKです)

条件2 あなたがしていることで、この地域を活性化できるという提案の審査あり(小さな集落なので、地域の人と上手くやっていける人かが重要なため)。

条件3 オークション賃料(あなたが決める家賃)

むかし、むかし、

萩往還の宿場町として栄えた「※佐々並」(現萩市、旧旭村)の山奥に、

郎佐衛門一行が田畑を切り開いて住みつきました。

いつしかそこは、ひとつの集落になり、

九郎ヶ谷=黒ヶ谷と呼ばれるようになりました。



※国の重要伝統建造物群保存地区・萩市佐々並

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萩市佐々並は、旧旭村佐々並で2005年に萩市と合併したもの。阿武川の上流佐々並川の流域に位置する。江戸時代は萩藩領。
佐々並の集落は、萩市の市街地から南東へ15kmほどの所に位置する。1604年、慶長9年に萩に入城した毛利輝元は、萩と三田尻を結ぶ萩往還を整備したが、佐々並市はこの時に設けられた宿駅の一つで、藩主が休む御茶屋を起点に町並みが成立したものと見られている。東西およそ850㍍、南北1.4㌔ほどの範囲に、茅葺や赤い石州瓦で葺かれた主屋が残り、棚田の石垣や山から引かれた水路などと共に山間の集落独特の景観を形成している。萩往還の宿場町としての歴史的なおもむきを伝えていて、価値が高いとして2011年4月、国の文化審議会で重要伝統的建造物群保存地区に選定された。県内では、これまでに萩市堀内地区や浜崎地区など4箇所が重要伝統的建造物群保存地区に選ばれていて、佐々並地区が5箇所目になる。


黒ヶ谷は、標高300~350メートルの静かな山あいの小さな集落です。黒ヶ谷川の上流には、荘厳な男滝女滝の二段滝があり、豊かな清流が田畑を潤しています。

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江戸時代には、井上公の武家屋敷や鍛冶屋などもあり、四十数戸の農家が暮らしていた集落ですが、今では空き家が目立つようになり、戸数も半減、過疎高齢化の深刻な限界集落となり、出雲伝来の神楽舞といった伝統芸能も後継者がなく、すたれてしまいました。

 こような背景のもと、平成22年10月に、集落の自主活動グループ「九郎ヶ里振興会」が立ちあがりました!



清流と寒暖差が、味のよい米を育む

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標高300~350メートルの準高冷地で、昼夜の寒暖差が大きく、男岳から流れ出る美しい水にも恵まれた黒ヶ谷の米は、急傾斜地の棚田で育てるため大変な苦労とコストがかかりますが、味の良さでは定評があります。また、食の安心安全を意識して、堆肥を使った減農薬・減化学肥料栽培を実践。振興会では、代々受け継いできたこのすばらしい宝を「九郎米」と名付け、地域振興策として米のブランド化に取り組んでいます。

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カジカ鳴き、ホタル飛び交うヤマメの里に☆
振興会では、5年がかりの事業に取り組んでいます。川岸の草を刈って川にヤマメを放し、夏にはカジカが鳴き、ホタルが飛び交う、子どものころに見て育った美しい里山の原風景を再生させようというものです。そして、小高い台地に古民家をすえ、おいしいお米と野菜、ゆっくりと気の休まる時間が手に入る、そんな田舎ならではの場をつくりたいと思っています。

「諦めちゃならん!」「誰かが何とかせんにゃあ!」

「先人がこつこつと切り開いた小さな山里へ、このお米で育った子どもたちがいつか帰ってきてくれることを願っています」(高木会長)。



そこで、振興会では、この黒ヶ谷の小高い台地にある「古民家」に、住んでくれる人を募集しています!

6畳、8畳の和室に、キッチン、トイレ、お風呂がついた約40坪の母屋。トイレは水洗(単独浄化槽)、水は井戸水(85メートルボーリング)と、床暖房完備、畳のベッド付き、お風呂も焚く&給湯の2パターンできるようにするなど、振興会の方が、昔のままの状態を上手く残して再生させています。

                                        こんな間取りです↓☆

(右半分が賃貸スペースの母屋、左は展示棟で利用可能)

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玄関          ホール

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縁側        洋間

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床の間

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              ホール

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お風呂        脱衣スペース

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キッチン

キッチンの天井をあけると、隠し階段をとりつけて、2階にあがることができます。

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そこは、古民家ならではの伝統構法の木組みを見てもらえるようにと、ライトアップされた空間! 89年前の舞ら戸、建具、土間など、古民家好きにはたまらない家です♪

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そして驚きなのが、隣近所まで、なんと約400メートル離れているということ。目の前に広がる田園風景の先、お隣さんが見えます(笑)

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車で約4分のところが、道の駅や小学校、農協、地域交流センター、消防署などがある佐々並の中心部。山口県庁からも車で30分と、すぐに山口市にも行くことができます。インターネットはケーブルならOKで、携帯電話は、10月1日までにドコモの鉄塔が建ち、入るようになります。(道の駅まで行けば電波が入るのですが、今はまだこの古民家の場所は圏外になります)。

古民家につながって、増築した20坪の広い空間(展示棟)があります。こちらは、賃貸ではないのですが、利用可能です(トイレ、和室の休憩室付き)

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貸部分は、母屋(展示棟除く)で、家賃はあなたに決めてもらいます(オークション賃料)
展示棟も自由に利用してOKとのことです! 田んぼや倉庫が使いたいという人も要相談です♪

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申し込みたいという人は、10月末までに「おんなたちの古民家」まで、問い合わせください。日程調整の上、地域の方の前でプレゼンを行ってもらいます。←申し込みは締め切りました! 入居決定しました